Sciaccaライフ~石鹸作り見学~
皆さんこんにちは、Andyです!
以前の記事でも書きましたが、私の滞在先は石鹸を作っているオリーブ農家でした。
基本の作業は、すでに完成している石鹸のラッピングなのですが、
ある日、遂に石鹸作りの見学をすることができました!
作ったのはマンダリンとサボテン入りの石鹸。
終始マンダリンの良い香りが漂っていました。
オリーブオイルと苛性ソーダ、家で育てているウチワサボテン、そしてマンダリン、マンダリンのエッセンシャルオイル。
これらを混ぜて作られるオーガニックな石鹸。
オーナーの楽しそうに作る姿も印象的でした。
プロセスを書くのは簡単だけど、実は時間のかかる作業なんです。
鹸化させるために2時間以上待ったり、石鹸を型に流したら温度をキープしたまま一週間ほど放置したり。
型から取り出してもまだ完成ではありません。そこから更に約2か月の間石鹸を乾燥しなければいけないんです。
約2ヵ月後、ようやく石鹸が完成。
私が見学した時の石鹸は4月、つまり今月に完成する予定です。本当は完成するまで見守りたかったなぁなんて思ったり。(笑)
とにかく、ずっと興味はあったけど体験したことのなかった石鹸作りを、マンツーマンで見せてもらえて本当にラッキーでした。時期的にもオーナーがコスメ作りに集中する時期だったので、タイミングが良かったなと思っています。
せっかくオーガニックコスメに興味があるので、これから自分でもいろんなものを加えて石鹸を作ってみたくなりました。
【おまけ】
オリーブオイル工場にも見学に行きました。(稼働時期は過ぎてたので動いていなかったけど。)
様々なオリーブ農家のオリーブオイルがタンクに入って並んでいました。
どうやら、オリーブの収穫時期になると農家がオリーブオイル製造の予約をし、
各オリーブ農家ごとに工場を稼働するようです。
オリーブからオリーブオイルが出来上がるまでにかかる時間はおよそ2時間。
予想外の短さで思わず聞き返してしまいました(笑)
オリーブ農家の方々は、この工場でオイルのボトリングもしてもらい、自分のブランドのオリーブオイルを世に送り出しているんだそうです。
もしもどこかでシチリア産のオリーブオイルを見つけたら、それは私の見学した工場で製造されたオイルかもしれませんね!
ブロッコリーを収穫しに行った時に見えた景色。平和だ。。の図。
ではまた!!
まるでニューシネマパラダイス
皆さんこんにちは、そしてお久しぶりですAndyです!
先日イタリアから帰国いたしました。
イタリア滞在中はなかなかまとまった時間がとれず、更新が止まっていました(汗
しかし、その分本当に沢山の経験や発見をしてきましたよ~!!
それでは更新スタート☆
日曜日も、土曜日に引き続き興味深い体験をしました。
土曜日の体験はこちら。
日曜日もリラックスの日。遅めに朝食を食べて、お昼はまたオーナーのお母さんの家に行き食事でした。
お母さんの住んでいる家はマンションなのですが、部屋がかなり広い!海が近い!景色が良い!こんなに素敵なところに住んでいてちょっと羨ましくなりました(笑)
そして夜。夜です!
「友達と一緒に映画観に行くけど一緒に来る?イタリア語だけど良い練習になるでしょう。」
とオーナーに言われ、地元の映画館に行くことに。
ご覧ください、これが映画館です。教会を改造したような映画館となっています。
なんて美しい映画館なのだろうと感動しました。ニューシネマパラダイスで登場した映画館とは全く違うけど、なぜかそれを思い出させる雰囲気でした。
観た映画はクリントイーストウッド主演映画「運び屋(The Mule)」のイタリア語吹き替え版。調べたところ、ちょうど今日本でも上映しているみたいですね!
日本でも観てみようかな(笑)
シャッカの中心地自体が歴史的建造物の塊だからこそ、その景観を壊さないようにこういう建物にしたのでしょうか。
とにかくこの日の夜は、自分が何かの映画の中に入り込んだかのような錯覚をしていました。
美しい夜に感謝。
夏には屋外上映もしちゃう映画館~。の図。
ではまた!
初めてのバー in Sciacca
皆さんこんにちは、Andyです!
さぁ、今回はちょっと面白い体験についてです。
Sciaccaに来て初めての週末、何をするのかなと思っていましたが、本当にのんびりゆったりでした。
いつもより一時間ぐらい遅めに朝食を食べ、お昼はオーナーのお母さんの家に行って食事。そのまま少しの間テレビを見ながらまったりして帰宅。
家に着いたら今度はオーナーさんの友人が用事で来て、そのまま2時間ぐらいずっと一緒に喋っていました。
オーナーの弟さんと同じように、とても深い話を聞かせてくれました。Sciaccaの人たちって哲学的なお話が好きなのかなぁ。なんて思ったりして。
そして夜!初めてバーに行きました!
(ここで言うバーは、日本の居酒屋のような感じです。)
ドキドキしながら席に着き、飲み物をオーダー。
ワインとビールでした。食べ物はどうするのかなと思いきや、注文したか分からないうちにオリーブ、ポテトチップス、トルティーヤチップス、バケットが出てきて、一体これはどういうことだと驚きました。食べ終わるとまた持ってくるし!
しかも途中でどこかで買ってきたピザまで登場。美味しかったです(笑)
ここで一つ質問。
皆さんカラオケって言ったら何を想像しますか?恐らくカラオケボックスですよね。
しかしイタリアは違います。
バーにカラオケが設置してあるんです!
私の行ったお店は、iPadとマイクが置いてありました。YouTubeでカラオケ動画を検索して歌うというシステム。カラオケ採点も、音程がどうとかこうとかも一切ありませんでした。
とにかく、みんなで楽しく歌って踊っていれば十分です。曲を知ってる人たちは一緒に歌い、知らない人たちは踊る。平和な世界です。
日本のようなカラオケも良いし、イタリアのようにみんなでわいわい歌うのも良いですね!
バー帰りに通った教会。どれだけ古いんだろう。。の図。
ではまた!!
Sciaccaライフ~フルーツ収穫~
皆さんこんにちは、Andyです!
滞在3日目も良い天気だったSciacca。素晴らしい!
さぁ今回はどんな内容だったでしょう?
作業内容は大体同じですが、なんとほぼ一日中ラボでの作業でした。
そもそもWorkawayでラボでの手伝いなんてそうそうないと思っていたし、行く前はどんなラボなのかも分からない状態でした。
しかし、中は研究施設のような雰囲気ではないものの、研究室に置いてあるような実験器具や装置が置いてあります。本当に驚きです。
その中でですよ、その中で石鹸のラッピングをする経験なんてないですよ!
なので長時間ラボに入れてテンションが上がりました(笑)
皆さん、タイトルと関係ないじゃんと思いました?
ちゃんとフルーツ収穫もしたんですよ~!これが結構楽しかったんです。
昼食後、「オレンジ摘みに行くよー」と言われついていったのですが、
それはもうTHE・シチリア!という感じでした。
オレンジの木やレモンの木、グレープフルーツの木まであり、暖かな日差しも相まって美しい光景でした。
最初はオーナーが収穫しているのを見て、自分もやってみる。みるみるうちにバッグに貯まっていくフルーツ。贅沢だ!こんなにフレッシュフルーツを食べることができるなんて!
早くオレンジを食べたいです!(笑)
夜はオーナーの弟さんが来るので、それまでにディナーを準備。
白身魚の調理法ですが、今までやったことのない調理法で、なるほどこういう味付けもありなんだなと感心しました。
ざっくり言うと、レモン果汁にチリパウダーやなんやかんやを入れ、マリネージュするという方法。
30分ぐらい漬け込んだら白身魚の表面がレモンの酸でうっすら焼けていました。
こうすることで臭み消しになり、尚且つバクテリアも殺せるんだそう。
しっかりマリネした魚を一口大に切ったじゃがいもの上に乗せてオーブンでじっくり焼くだけ。
レモンの酸味が良いアクセントになってとっても美味しかったです。
弟さんの話も少ししましょう。彼は学校の先生でもあり、ワインソムリエでもあり、哲学が好きなようで、深い話を沢山してくれました。難しくて理解しきれないところもあったけど、こんな機会はないと思い、必死に聞いていました。
自分の中でかみ砕いて解釈してみようと思います。
夕方も綺麗だけど朝の光景も綺麗だよ。の図。
ではまた!!
Sciaccaライフ〜オリーブの木に囲まれた生活〜
皆さんこんにちは、Andyです!
Workaway2日目、一日過ごしている中でいろんな驚きがありました。
朝まず驚いたのは、イタリアの朝食はクッキーなどのお菓子が多いということです。
(通りでパレルモで一泊したホテルも朝食がケーキブッフェな訳です。)
なかなか日本では見かけないスタイルでカルチャーショックを受けました(笑)
朝食を済ませ、オーナーのお仕事のお手伝い。オーナーが作った石鹸をラッピングしました。間近で大量の手作り石鹸を見ることはなかなか無いので感動!
そして昼食。これも驚きポイントです!
ほぼシチリア産の食材で作ったカルボナーラ風パスタは何とも優しい味のパスタでした。
シチリア特有の穀物を使ったパスタ(食感は蕎麦)とボラージ (ルリジサ)という南イタリアが特産のハーブを合わせ、卵にはスモークチリを加えて溶き、全てを混ぜ合わせたら完成。
ペコリーノチーズもお忘れなく。
チリが入ってるから辛いかなと思いきや、からさはほとんどなくむしろ良いアクセントになっていました。また食べたいなぁ。
午後はバルコニーのお掃除です。
冬とは言えど、日中は結構暖かいシチリア。
外で作業していても寒さを感じません。動いてると暑くなるぐらい(笑)
バルコニーから見るオリーブの木の景色は壮大です。遠くに山とSciaccaの中心地が薄っすら見えるのもまた素敵。
良い景色だなと思いながらのお掃除でした!
一通り終わったらオーナーと中心地へ行きスーパーでお買い物。中心地と言っても大きい町ではありません。とってもこじんまりとした田舎町という感じです。小さなお店が並び、港町ならではの魚市場(とは言ってもこれも小さい)があり、、、アイルランドに行った時のWexfordとはまた違う田舎感。たまらない!
地球の中心らしいSciacca。来たらSciaccaマジックにかかるらしい町。この町をもっと知りたくなりました。(おっともうマジックにかかってるか?笑)
薄っすら見える町。綺麗。。の図。
ではまた!!
イタリアでWorkaway~イタリア入国編~
皆さんこんにちは、Andyです!
久しぶりの更新ですよ~。
なぜかと言うと2つ目のWorkawayでシチリアにいるからです!
アイルランド編を見て頂いた方は思い出すかもしれません、そう、私のトラウマと言えば入国審査ですね。(大げさ)
今回も正直なところ恐る恐るの往路でした。
入国審査でひっかからないように、アイルランドから帰国してからの数カ月、いろんな資料を準備してきました。やはりツアーや学校から行く留学ではないので、自分で何が必要かを考えながらの準備です。
・残高証明
・旅程表(自作です。。)
・ところどころで泊まるホテルの予約確認書
もちろん帰りの航空券があることを証明するためのeチケットもですね。
今回は旅行代理店で往復航空券を取ってもらったので、
飛行機に関する資料は安心できました。
ローマのフィウミチーノ空港で国内線乗り継ぎがあり、
搭乗ゲートに行く前にパスポートコントロールを通る必要がありました。
そこでパスポートと搭乗券を一緒に提出した時
「何を聞かれるか怖いな、また止められたらどうしよう...いろいろ提出しなきゃ。」
という思いがぐるぐる頭の中を巡ってました。
しかし、そこに待ち受けていたのは私の想像とは全く違うものでした。
以下、やり取りです。入国審査官は全てイタリア語で話しています。
審査官「どこ行くの?」
私「パレルモです。」
審査官「※△✖※▲」
私「え?え?(混乱)」
審査官「※△✖※▲」
私「...。」
審査官「観光?」
私「そうです!そうです!観光です!!」
そして審査官はスタンプを押してくれました。
あまりの呆気なさに、押してもらった直後はあれが本当に入国審査だったのか分からず、海外旅行をよくしている友人に聞いたほどです。
そしてようやく...
私のパスポートにちゃんとフィウミチーノ空港のスタンプがある!入国できたんだ!
と実感が湧いてきました。
あれはお国柄なのか、入国審査官の匙加減だったのか、分かりません。
でも、とにかくイタリアに入国できて良かった。
まだイタリア生活は始まったばかりだけど、支えてくれている周りの人たちへの感謝の気持ちがどばどば溢れています。
楽しんで尚且つ頑張ります!!
フィウミチーノ空港広すぎやばい。の図。
ではまた!
ダブリン観光日②
皆さんこんにちは、Andyです!
前回に引き続きダブリンを観光した日について書いていきます。
ダブリン観光日①は主に宿泊したホテルの紹介になっているので
ダブリンでホテルを探している方はチェックしてみてくださいね!
ホテルのチェックインを済ませ、またもや部屋でゆっくりまったりする私。
あなた街に繰り出すんじゃないのかい!とセルフツッコミを入れて
ダブリン市街行きのバスを探しに出ました。
はい、見事に迷いました。一応どこ行きのどんなバスに乗れば良いかは
事前に調べていたのですが、外に出て歩いてみると
バス停らしきものは見つけてもどれが何のバス停か分からない。
Wi-Fiも使えない。これは困ったどうしよう。
ここで私はこう思いました。
「この際行き先がそれっぽい名前のバスに乗ってしまえば良いじゃん。」
そしてひたすらうろうろした挙句
Lwr Abbey Street行きのダブリンバスに乗りました。
決め手はJamesonの蒸溜所への道のりに
Abbey Streetがあったのを思い出したってこと。
これならとりあえず街には出ることができるなと信じました。
これも旅の醍醐味ですよね、うんうん。
ありがたいことにダブリンバスはフリーWi-Fi完備。
ここでまた情報収集です。
そして終点まで行き、降りたらそこはすんばらしい世界でした。
自分の勘を褒めたくなりました。街のメインストリートだったんです。
広い道路の真ん中は路面電車が走り
両脇には2階建てバスがたくさんいて
建物はクラシックでヨーロッパ感を倍増させます。
歩道も広くてたくさんの人々が楽し気に歩いていました。
とにかくウイスキーの蒸溜所を見たくて
観光案内所で行き方を聞いたのですが
分かったはずなのに道に迷うことになりました。
そうそう、私の歩いたオコンネルストリート(O'Connell Street)には
何ヶ所か観光案内所がありまして
ふらっと寄れますし、スタッフの方にどこどこに行きたいと伝えると
地図を見ながらルートを教えてくれます。
まぁ私は方向音痴なのか迷子になったんですけどね!
結局たどり着けずショックではありましたが
ハリーポッターで有名なトリニティカレッジ(あれたぶん裏側だと思う)を通ったり
パブの聖地テンプルバーを見ることができたり
そもそもあの素敵な街を歩けたことが嬉しくて仕方なかったです。
テンプルバーを見てにやけが止まらない中パシャっと。
今では大量のアイリッシュパブが栄えているエリア自体のことを
「テンプルバーエリア」と言うらしいですが
その由来になったパブがこのテンプルバーなんだそうです。
詳しく書いてあるサイトを見つけたのでもっと知りたい方は
ダブリン人気No.1観光名所!アイリッシュパブ聖地テンプルバー
を見てみてくださいね!
オコンネルストリートにはアイルランドグッズを
販売しているお店が至る所にあります。
しかも同じ系列のお店です。
CARROLLS IRISH GIFTSという名前のギフトショップです。
コースター、ボールペン、ぬいぐるみ、マグネット
更にTシャツやパーカーなどなど
さまざまなアイルランドグッズが所狭しと並んでいます。
オコンネルストリートを歩いて思ったのはバーガーキングの多さ。
マクドナルドは一店舗しか見つけられませんでした。
そしてアパレルショップや飲食店など
どんなお店も全てクラシックな建物になっています。
外観をとても大事にしていて、美しい風景を壊さないように
配慮されているんだなと感動しました。
ダブリンを流れるリフィー川もなんだか風情があって良かったです。
夕暮れだったからなおさら綺麗に見えたのかも。
オコンネル橋から撮りました。
橋には2人の世界に入ってるカップル、写真を撮る観光客
仲良しこよしなファミリーなど、それぞれが思い思いに夕暮れ時を過ごしていました。
またアイルランドに戻りたい。その想いがぐっと強くなりました。
いつかまた会いましょう。私を魅了したアイルランド。
路面電車と言っても結構現代的な作りの電車です。かっけぇ。。。の図
アイルランドシリーズはこれにて終了。
次は何について書こうかな。