Happy days~日々是好日~

主に旅行記です。どこかで誰かの役に立てたら良いなぁ。

空港でのトラブル~入国拒否になりかけた~

皆さんこんにちは、Andyです!

今回は実際に起こった空港でのトラブルについて書いていきます。

 

10月頭、よしこれから3ヶ月アイルランドでの生活が始まるぞ!と意気込んで地元の空港へ向かいました。チェックインカウンターに並び意気揚々とパスポートを出して手続きをしてもらっているときに言われた言葉が「帰りの航空券を予約していないとアイルランドで入国拒否になってしまう可能性があります。」でした。おーまいがっ!

私は3か月後に別の国へ行く予定で、乗り継ぎチケットを予約していなかったので、空港でチケットを予約してグランドスタッフに確認してもらい、OKをもらいました。

きっとこれで入国させてもらえるという思いと共にアイルランドはダブリン空港に、約1日かけて到着しました。そしていよいよ運命の入国審査...。

 

結果から言いますと、3ヶ月滞在の予定が2週間滞在になりました。

Workawayのホストからは、もちろんお金を稼がないわけだし仕事感を出さない方が良いとメールが来たので、自分は仕事をしに来たわけではないというアピールを頑張ろうと思い入国審査に行きました。

今まで通り入国審査官にパスポートを提出し質問に答えました。

 

審「目的は?」

私「観光です。」

審「滞在期間は?」

私「だいたい3ヶ月です。」

審「え?3ヶ月だって?観光にしては長すぎる。どこに滞在するの。」

私「友人の家(Workawayのホスト)に泊めてもらいます。住所はここn」

審「(食い気味に)待って。どういうこと?3ヶ月も友人の家に泊めてもらうっておかしくないか?正直に答えて。働きに来たんだろう?」

私「いえ、働きには来ていません。お金を稼ぎに来たわけではないんです。」

審「じゃあ3ヶ月も何するの。てか職業何?」

私「だから観光です。ウイスキーの蒸溜所に行ったり、アイリッシュダンス見たり、パブに行ったり、アイリッシュの文化とか、いろいろあるじゃないですか。そして私は大学院生です。できるだけ節約したいから友人の家に泊めてもらうことにしたんです。」

審「いや、それでも長すぎる。やっぱり働きに来たね。ちなみに銀行にいくら入ってるの。」

 

私はここで、致命的なミスを犯していました。そう、観光目的だとしても長期で滞在するなら持っていた方が良い残高証明を用意していなかったのです。今までの1ヶ月留学は大学からの留学で、残高証明も必要なく、入国審査を何事もなく通れていたので、全くエージェントに絡んでいない今回も、完全にその感覚で行ってしまったのです。

 

私「ごめんなさい、今見せることはできないです。でもだいたい〇〇円はあります。デビットカードも持っているのでアイルランドでもお金はおろせます。クレジットカードもありますよ。これもアイルランドでちゃんと使えます。見てください、次の国へ行く航空券も買いました。」

審「もう良い。滞在先とのメールを見せろ。」

 

この時、ただでさえ心臓がバクバクしていたのにより一層緊張が走りました。怖すぎて。もう見せるしかありませんでした。

 

審「あんた嘘ついたな。やっぱり仕事じゃないか。workって言ったらいけないんですねって滞在先に言っとるやないかい!働くにはビザがいるんだよ!ちょっとそこ座って待ってろ!」

 

アイルランドこっわと思いました。なぜWorkawayでこんな大変な思いをするのか、Workawayで長期滞在してる人達はどうやって入国審査を通過したのか、知りたくなりました。そもそも3ヶ月もその国にいないってことなんですかね。

とにかくそれまで準備してきて仲間に盛大に見送られて家族からもたくさん応援してもらって、なのに自分何やってるんだろう。このまま日本に帰らなければいけないのか。自分の詰めの甘さに情けなくなり泣けてきました。待ち時間がとても長く感じました。携帯も持っていかれました。ですが、別室送りということにはなりませんでした(良かった!)

そしてようやく呼ばれ...。

 

審「やっぱりあんたは私に嘘をついたね。こんなことしちゃいけないよ。今回は仕方ないから2週間だけアイルランドに滞在して良い。その代わり、2週間の間にアイルランドとイギリス以外の国への航空券を予約して入国審査宛にフライト情報をメールしなさい(紙切れを渡される)。良い?2週間だよ。延長は一切ないからね。もう二度と同じこと繰り返さないで。今回の事から学べば良いから。」

私「ありがとうございます。本当にありがとうございます。(ボロ泣き)」

 

はい、ほんっとうに怖かったです。でも、入国拒否になってその場で20万も30万も払って強制的に帰国させられるようなことがなくて助かったと思いました。

Workawayのホストの方曰く、昨年からアイルランドがWorkawayに対して厳しくなったそうです。もしかしたら以前、Workawayでアイルランドに行って違法就労した方がいたのかもしれませんね...。

 

今回の事から学んだのは、残高証明と次の国への航空券のeチケットは予め紙媒体で準備すること(本来は当たり前のことなのでしょう)。お金を稼がないという証明をするためにホストの方から直筆で手紙を書いてもらいそれを提示する方がベターだということ。他にも改善すべき点は多々あると思います。自分は日本人だからと安心しきって海外へ行くと痛い目見るので、ビザなしでギリギリまで滞在したい皆さん!万全の準備をして海外へ行きましょう!

 

※今回のケースはエージェントを使わず行こうと考えた私に起きたことなので、全員そうなるかというのは分かりません。きっと国によっても厳しさは変わると思います。ただ、転ばぬ先の杖と言いますか、多めに準備して損はないです。

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アブダビでのトランジット時の写真。目の前の棒なんや!でも飛行機と管制塔写ってるから良いんや!の図

 

ではまた!