Sciaccaライフ~町での生活~
皆さんこんにちは、Andyです!
最近自分がイタリアにいる夢を見ることが多いです。
早く旅費貯めて舞い戻ろうと企んでいる毎日です(笑)
シャッカでは、オリーブ農家での滞在がメインだったのですが、最後の一週間はそちらのオーナーが出張に行くことになり、もう一つのプロジェクトである言語教室に参加することになりました。
本当は英語が母語の人しか募集していないのですが、オーナーの都合ということもあり滞在できました。
言語教室はシャッカの中心地に位置し、Workawayerが住む家は船着き場のすぐそこ。
屋上から見る港の景色はずっと見てられます。
これは散歩コースの浜辺からの写真。
言語教室の方に滞在することが決まった時、不安が過ったのを覚えています。
シャッカに来てから、イタリア語が溢れる中で生活してきた一か月弱。
もちろん英語も喋るけど、英語が母語でない人同士の会話に慣れていて、英語のネイティブスピーカーと一緒の生活の方が緊張してしまうという訳の分からない状態になっていました。
こちらのプロジェクトにはWorkawayerがすでに2人いて、その人たちと共同生活でした。シェアハウスですね。
オリーブ農家ではWorkawayerが私一人だけだったので、複数人の場合どうしたら良いか戸惑いました。ですが、お2人は私と歳の近いアメリカのお兄さんとイギリスのお姉さん。とっても優しい方々でした。
あの緊張して構えていた自分が嘘みたいに仲良くなれました。
教室のオーナーからは家の鍵を渡され、
「あなたは町の中心にいるの。好きな時間に仕事をして好きな時間に遊んで好きな時間に帰ってこれば良いから。とにかくこの町は安全よ。」
と説明をされました。
町から車で10分ほどかかる農家にずっといた私は、町の全てが新鮮でした。
これまでも町には農家のオーナーと毎週のように遊びに来ていましたが、一人で歩くのは初めて。しかも、彼と行く場所は決まっていたからその道しか知らなかったのです。住むのと遊びに来るのとでは、目線や感じ方が違います。
町を一人で歩くことになった時、短い間ではあるけども、私もこの町の住人になったんだと実感しました。
言語教室でのお手伝い、一体日本人の私に何を手伝えるのだろうか。日本文化ワークショックとかかな。あとは講師をしているWorkawayerのサポートかな。と思っていました。
オーナーと何をするか話したとき、やはり彼女も日本文化ワークショップをしたいと思っていたらしく、私はそれをメインで動かすことになりました。
英語のキッズクラスや中高生のクラスがある時は、私は特別ゲストとして授業に途中から参加し、生徒から質問を受けては答えるということをしていましたよ!
めちゃくちゃわんぱくな子供たちを相手に授業しているお兄さんすごかった(笑)
一日の流れは大体こんな感じ
7:30-8:00 起床
9:00 登校
13:30頃 ランチのため帰宅
16;00頃 再登校
18:30頃 帰宅
でもこれは私の場合のほんの一例にすぎません。ものすごくフレキシブルなので、その日によってころころ変わります。
授業を持っている他のWorkawayerなんて特にそうです。
午前中に外出して午後から夕方の授業準備を始めるだとか、昼に授業があってその後夜まで何もないときは家に戻ってゆっくりしたり掃除したりだとか、バラバラです。
私がこの生活を通して感じたのは、いかに自立していないかということ。
指示を出されないと動けない自分にうんざりすると共に、もっと私も自分の行動に自信をもって、「自分」を出して、周りに頼り過ぎずに一人で物事を進めていけるようになりたいとつくづく思いました。
これから社会に出て生きていくうえで必要になってくるであろう心に、こうやって改めて気づかされることが多いです。
これこそシャッカ。の図。
ではまた!!