Sciaccaライフ~寿司ナイト!?~
皆さんこんにちは、Andyです!
3回に渡ってアグリジェント小旅行のことに触れていきました。
気になった方はこちらをどうぞ!
今回は滞在先でのお話です。
はい、スタート!
とある日の朝、オーナーが
「ねぇ、今夜寿司を作らないか?」
と言い出しました。
まぁ、その前から何回か、シャッカは海鮮で有名だから寿司を作れるよと言っていましたが。
遂にその時が来ました。
私は昼間はラボで作業のため、オーナーが魚を買いに行きました。
何を買ってくるのかワクワクしながら石鹸のラッピング。
1時間半ほどしてオーナーが帰宅。満面の笑みで
「マグロと小エビ(シャッカの特産品)とガッリネッラ(ホウボウの一種らしい)を買ってきたよ!」と見せてくれました。
ご覧ください、マグロの塊です。で、でかい。。。
アグリジェントのお隣の県、トラーパニや、滞在先のシャッカはマグロの漁獲量が多く、トラーパニへは日本人の業者さんも買い付けに来るようです。
その日の夜、オーナーの彼女さん、弟さんも一緒にディナーをすることになり、弟さんが家に来るまで3人でディナーの準備。
驚いたことに、オーナーの家には巻き簾や箸、寿司用の海苔がすでに置いてありました。どうやら、ときどき海鮮を買ってきては家で寿司を作って食べているらしい。
ということで、オーナーたちが作る寿司を見てみたいと思い、あえて特に何も言わずに料理のお手伝いをしました。
「イタリアの魚介類は日本のようなしっかりとした管理がされていないから、生で食べるのは不可能だ」と言うオーナー。そんな彼ならではの調理法がありました。
以前の記事でも書きましたが、エビを、数十分レモン汁に浸すという方法。そう、マリネですね。
こうすることで、レモンの酸で表面がうっすら焼けたようになり、殺菌ができます。
それと同時に、レモンの爽やかな風味もついて、臭み消しにもなります。(同じことを2回も言うなと思われそうですが、大切なことなので再度言いました(笑))
今まで下ごしらえとしてのマリネをやったことがなかったので、魚介類を洋風に料理するときにやってみようと思います。
シャリも作ってくれたのですが、こちらは水の分量を間違えたらしく、ベタッとしたお米になってしまいました。でもちゃんと冷まして、水分をできるだけ飛ばして、結果食べることができましたよ!
マリネした小エビはササっと炒め、マグロは大胆にマグロステーキに。
そして完成したものがこちら。
マグロのステーキ~ポテト添え~
正直言うと日本のマグロと違い生臭かったのですが、身自体は美味しかったです。お肉みたいでした。
手巻き寿司by私。巻き寿司byオーナー。
炒めた小エビとスライスしたアボカドを巻きました。今日では王道のコンビネーションですね!海苔は不思議な味がしました。
ガッリネッラの揚げ焼き。
実はこれが一番美味しかった。身がふわふわで、臭みもなく、魚のから揚げのような味付けでした。
異国の地で作る母国の料理。この国の人たちには、自分の国の料理はどう映っているのだろうと思ったり、ハイブリットな何かを作り出せるのではと思ったり、なんだかとても新鮮な気分になりました。
人がいない。。てか夏のような天気だ。の図。
ではまた!!